情報は1冊のノートにまとめなさい(奥野宣之)
この本は日経MJ ビジネス書ランキングでも人気で、100円でつくる「情報整理ノート」というサブタイトルにも惹かれ、読んでみました。
本のつくりとしては、読みやすくノウハウの公開がされていて、とっつき易いつくりになっています。装丁も、昔の”ノート”らしい感じで、目をひきます。
さて、中身はと言うと、情報を一過性のメモにするのではなく、ノートに情報を書き付けて、一元管理しよういうやり方です。その情報の一元管理をする為に奥野さんがたどり着いたのは、A6サイズのノートを使う事、またノリやハサミも使って、あらゆる情報を1冊のノートに集約しようというものでした。また、ノートに情報が一杯になっても、100円のノートなら入手しやすく、次へ次へと連続して行けるところがミソ。
更に、何冊にもなった過去の情報については、パソコンなどでインデックス、つまり目次を日付と共につけて置き、キーワードで検索すれば、ノートに書き付けたものを探せるという方法が提案されています。
私も以前は「電子メモ」や「PDA」などを試してみましたが、やはり行き着く先は”ノート”であり、A4のノートに打ち合わせの内容を書いた「手書きの情報」、貼り付けた「コピーの情報」が一番確実にその時の思いや考え方を表すのではないかと思います。
本書では、書き溜めたノートの中の情報整理、検索の為にパソコンで目次を作り、検索する方法が紹介されています。ただ、どうしても過去の情報ほど古くなり、新しい情報の追加や書き換えが必要になるので、その人の目的にあった情報管理の方法を模索しながら自分なりの分類・検索方法を見つけられれば良いのではないでしょうか。
ちなみにウチの会社では、営業だけかも知れませんが、お客さんとの打ち合わせ内容、知りえた業界情報を社内メールで飛ばしています。今のメーラーは、キーワード検索や日付での検索も出来るので、過去の情報検索には最良かも知れません。(まあ、自分の記憶があいまいにならないうちに、自分の為にメールしている面もあるのですが。)
本書では、他にも付箋(ポストイットなど)やノートの見出しタグ管理について、システマチックに紹介されており、情報=ネタの物書き的職業の方や、アイディアの詰まったメモを整理される方にはお勧めかと思われます。
Nanaブックス / ISBN978-4-901491-76-1 C0034 / 1,300円(税別)
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